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ペットも大切な家族の一員。そう思ってくれるステキなあなたに、一般社団法人動物対話協会代表理事がお役に立つ情報をお届けしています。
人とペット、あるいはペットどおしの上下関係について
2009年05月31日 (日) | 編集 |
モノの本には
「人間が上位であることを知らしめなければいけない」
「先住ペットを最優先にしなければならない」
と書かれています。

アニマルコミュニケーションの数を重ねるにつれて、
これは正しくないと感じるようになりました。
正確には「半分合っているけど、半分は違うよなぁ」って感じ。

人が上位であることについては、
信頼関係さえ築けていればどちらが上でもかまわないと
見受けられるシーンが非常に多いです。
「いざというときはこの人の言うことを聞けば大丈夫」という
関係ができていれば、普段はどっちがえらくてもいいと思うのです。

それを作るには「いかに普段ペットに対してうそをつかないか」が
大きな鍵になります。
どんなにペットたちに不都合なことがあったとしても
誠心誠意話せば、またはそれを正直におこなえば
彼らは判ってくれることがほとんどです。

よくあるわかりやすい例だと、
病気の際の治療がそれに当てはまります。
本当に辛い治療でも、飼い主さんが心の底から
「この子が良くなるのなら…」と思って治療に臨めば
大抵の子はそれを受け入れてくれます。
「上位の人に言われたからそうしなきゃ…」ではなく、
心の底からその子を思う気持ちに呼応してのことです。

また、ペットどおしの上下関係の場合、
必ずしも「上の子気質」の子が先住ペットになるとは限りません。
「下の子気質」の子が後から来るとは限らないのもしかりです。
すべての子がそうだとは言えませんが、
多くの場合は「上の子気質」の子は譲ることができます。
そして「下の子気質」の子は「見て!見て!」が強いことが多いです。

なので、後から来た子の主張が強すぎるときは、
先住ペットの懐の広さを頼って、
下の子に順番を譲ってもらうことでうまくいくこともあります。
そのときに忘れてならないのは、先住ペットさんに対して
「譲ってくれたことへのお礼をきちんとする」ことです。
それによって先住ペットさんの自尊心は守られます。

もし、順番の逆転によって後輩ペットさんが
先住ペットさんに立場の逆転を図ろうとしたときには、
先住ペットさんはどうしたいのかを察してあげて、
立場の逆転を許せるようならそうしてあげればいいし、
それをされたくないようであれば人間が制してあげることが
必要な場合もあります。
譲ることができる先住ペットさんは根が優しいので
後輩ペットさんに対して強く出られないことも多く、
やられっぱなしな事もあります。
放っておくとよからぬ方向に発展することがあります。

基本的にペットのことはペットどおしでケリをつけるのがベストです。
しかし数年もの間、一人っ子でいた先住ペットさんの場合、
後輩ペットさんとよりも人間との付き合いのほうが密なので
人が介入したほうがいいこともあります。
人とペットの個性もありますので一概には言えませんが…。

「人だから」とか「このこの方が先に来たから」という理由だけで
順位をつけることはないよ、というお話しです。

※もちろん10匹のペットがいれば対処の仕方は10通りあります。
 何が正しくて何が間違っているかについては
 答えはひとつではありません。
 みなさまのペットさんたちの個性に合わせた接し方を
 していただきたいと思います※
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