動物対話士(R) の伊東はなんが、方言まで再現する的確なペットの通訳で飼い主さんとの本当の愛と豊かさを引き出してお伝えします。
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飼い主に噛み付く子たち
2008年09月08日 (月) | 編集 |
セッションレポートが続きます。
今日はちょっと深刻。
他のコミュニケーターさんは分かりませんが、
私のところにはしばしば寄せられる内容です。

「愛情をもって接しているのに唸ったり噛んだりするんです」

今回は2歳の女の子ワンコ。
メールでのご相談でした。

決して軽い悩みではありませんでしたが、
ブログに掲載することをご快諾くださったご家族様に
お礼申し上げます。

人には言えない悩みとして、同じ思いを抱えている方が
きっとたくさんいらっしゃると思いますので、
とても参考になるはずです…。

セッションは現状確認から始まりました。
お話していると、「世の中は敵だらけ」
「私は一人で生きていくしかないの」という
感覚が写真越しにひしひしと伝わってきます。
けれど飼い主さんの雰囲気を感じてみると
とても優しくてふんわりした感じが届きます。
このギャップは何?!というところからお話スタートです。

なぜ彼女が周囲を信じなくなったのか…。
一番大きいのは、ワンコさん自身が
「なぜ自分がここにいるのかが分からない」
という思いがあるからのようでした。

大抵のペットたちは自分の役割というのを認識しています。
自分はこの人間と暮らすことで何を得るのか。
この人間は自分を通して何を学ぶべきなのか。
こんなことをペットたちなりに理解していることが多いようです。

けれど今回のワンコさんは「なぜ自分がこの家に来たのか」が
分からなかった。
それはなぜでしょう。
一言で言うと「甘やかし」。
これにより、善悪の判断が人間の都合ではなく
犬都合になってしまったことが原因だと思われます。

この一言だけではきつく感じられてしまいますが、
要は「かわいいから」という理由で、
困った行動についても「まったくもう~♡」で叱りもせずに
済ませてしまうことが多かったからだと思います。
これはどの家庭でもよくある話ですから、
決して特別なことではないと思います。

では「まったくもう~♡」で冗長されてしまう問題行動を
抱えるペットと、それなりに意思が通じてイイコでいる
ペットとでは何が違うかというと、

飼い主の気持ちです。
これに尽きます。

もっと言うと「ペットに負けない気持ち」。
ケンカや力の勝ち負けではなく気持ちの持ち様です。
ペットに頼ってもらえる飼い主さんになりましょう。

もちろん常にしっかりしてないといけないというのではありません。
人間だって弱い生き物です。
ここで必要とされているのは
「ペットの保護者として肝心な時にビシッと決められる強さ」。
これです。

うちのワンコたちでも困った行動をすることはあります。
その時はビシーっと怒ります。
首根っこ捕まえて怒ることもあります。
人前だろうがどこだろうが、悪いものは悪い。
逆にいいことをしたり、いつもできなかったことができたときは
人前だろうがどこだろうが、思いっきり褒めちぎります。
これの繰り返しです。

これだと問題行動が治まるまでに時間はかかりますが、
一緒に住んでいるのですからどれだけ時間をかけたって
いいと思います。
その時間さえも私たちにとってはかけがえのない
思い出の時間となるのですから。
「言うことを聞くように言い聞かせてくれませんか?」と
依頼をするのは、大事な思い出作りの時間を
他人にやすやすと差し上げてしまっているようなもの。
そんなもったいないことはしない方がいいと思います。

今のペットのしつけに必要なのは、いまや絶滅危惧種の
雷オヤジではないかと思う今日この頃です。



ちなみにこのワンコちゃんは飼い主さんの優しさのほかに、
過去世のつらい思い出も影響していたように感じました。
こちらは「今はそんなことしないよ」という根気強い言い聞かせで
対処していただければと思います。
もちろん私からもセッションの時に状況の説明はしますが、
過去からの問題は「分かっていてもやってしまう」ことが多いので、
飼い主さんがことあるごとに伝えてあげるのがもっとも理想的です。
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