動物対話士(R) の伊東はなんが、方言まで再現する的確なペットの通訳で飼い主さんとの本当の愛と豊かさを引き出してお伝えします。
決めるのは飼い主さんです
2008年06月25日 (水) | 編集 |
昨日に引き続き、少々辛らつなお話しです。

昨日はペットに依存してしまうことについて書きました。
今日はアニマルコミュニケーターに依存してしまうことについて書きます。

私はアニマルコミュニケーションすることを本業としています。
ですからこのお話しを書くことは自分の首を絞めかねないことです。
「アニマルコミュニケーターに頼るな」という話ですから(^^;
私にも生活がありますから(汗)そんなこと言いたくないけれど、
でも大事なことなのに誰も言わないので私が言います。
ほかでもない、かけがえのない私たちのパートナーである
動物たちのために、です。

今日は結論から書きます。

アニマルコミュニケーターに依存しないでください。
最終決断をするのは飼い主以外に誰もいません。


これは、依頼しないでくださいというのとは違います(汗)
何でもかんでも聞けばいいやという気持ちはダメだよ、ということです。

先日外出先で食事をしていたら隣の席の人たちが
こんな感じの話をしていました。

*********
うちの猫さー、最近調子悪くて1ヶ月も食事してないの。
でも妹の猫は何も食べなくても2ヶ月生きたって言ってたから
まだ大丈夫かなと思うんだけど、心配でねー。

えー、たいへんだねー。

そうなんだよねー。
でも年も年だから毎日「もうそろそろかな」って思ってるんだ。
鼻も詰まってて息も苦しそうだったから病院に行ったけど、
病院は「年齢を考えると検査する方がかわいそう」って言って
何もしてくれなくてね。
できれば静かに眠るように逝ってほしいんだよね。
寝てるときは静かでいいんだけど、起きてる時は苦しそうでさー。
何とかならないかと思うんだけど…。

病院は1軒だけしか行ってないの?

ううん、2軒行ったよ。
けどそういうふうに言われたの。

で、○○ちゃんはどうするの?

もう、どうしていいかわかんないよ。
かわいそうだなと思ってみてるしかできないじゃん?

鼻が詰まって苦しそうだったら、それだけでも取り除いてあげたら?

ううん、それをするには検査が必要だからって
お医者さんがしてくれないの。
本当は静かに逝ってほしいんだけどね、年も年だし。

だったら安楽死しかないんじゃん?
このままだと栄養失調か窒息死だよ。
静かに死んでほしいならそれしかないと思うよ。

えー。それは無理。
たとえ猫だって命あるものじゃん。
私がそれを絶つなんてできないよ~。

こまったねー。

そうなんだよね。困っちゃってさ~。
*********

なんだかいたたまれなくなって席を立ってしまいました。
この飼い主さん、結局自分は悪者になりたくないんだよね。
ペットに対する責任感が薄いと感じてしまいました。
眠るように死んでほしいと言いつつ
苦しがってる姿を見るしかないと言い(お医者さんに自己主張しない)、
苦しくない最後をという気持ちにこたえた友人が安楽死を進めたら
そんなことできないという…。
飼い主としての責任はどこにあるの?!と思ってしまったんです。


なぜこの話を書いたかというと、
この猫の飼い主さんのような方が、
私に決断を求めてくることがしばしばあるからです。
「はなんさん、どうしたらいいですか?」って。
そんなとき、いつも私は同じ事を言います。
「飼い主は私じゃないの。だから私には決められません」って。
冷たいなぁという感情の空気が返ってくるのですけどね…(^^;
でも仕方ないんです。
私の子として引き取るのであれば私が決めます。
でも飼い主を名乗るなら、まずは自分の心をしっかり決めて
それを踏まえてその後を検討してほしいと思うのです。

自分の考えを固めるためにペットの意見を聞くのは
とてもいい事だと思います。
けれど、まずは自分でそのシーンを想像してみて、
対応できない答えが返ってきたときの事を
想像してからにしてください。
対応できないから無理!と拒否するか、
完璧ではなくてもやれるだけの事はやるかを比べて、
後者の時にはぜひ言葉を聞いてあげてください。
より細かいリクエストを聞きたいときは
アニマルコミュニケーターを使ってください。

だって、
リクエストはない?と聞かれたから答えたのに、
それにダメ出しされたら悲しいでしょ?
だったら最初から聞かないでよ!って思っちゃうと思うのです。

ペットという存在の彼らは、自由意志を持ちながらも
飼い主の都合を最優先してくれることが多いです。
「本当はこうしたい」という気持ちがあっても、
飼い主さんが心底ペットの事を考えて出した答えなら
受け入れてくれることが多いです。

アニマルコミュニケーターとは、
飼い主さんとペットのきずなを深めるだけでなく、
「自分で考えることのできる飼い主さんを増やす」
ということもお仕事のように感じています。
そんな事を思うたびに、責任の重い仕事だなと思います。
だからこそいつも真剣勝負です。
私はペットの立場と人間の立場の両方を考えているつもりですが、
飼い主さんの気持ちは私の考えは違うかもしれません。
セッションの時はどうぞご自身の気持ちをそのままお伝えください。
ご自身の言葉を飲み込まないでください。
大事な「うちの子」のために、
よりよい関係を築くお手伝いをさせてください。
コメント
この記事へのコメント
はなんさんの 言わんとすること
なんとなく わかります

ペットとの会話が出来ない分なにか
わかることが あれば聞いて これからに
役立ててみるってことをしてみたいとは
思いますが・・・・

家族として 生きてるのは私たちなのだから
責任をもって これから先のことを 決めてあげるのも大事な時だと思うんです

はなんさんに どうしたらいいのか聞くのではなくて
私は 自分のペットにどうしたいのか聞いてみたいとは思います

・・・なんて言えるほど
我が家は ペットに依存してませんし
変な話 人間以上の 
位置にペットを持ってくるのは
したくないんです
だからお線香をあげるときも
ちょっと折り・・・短めにして あげます
人間との差をつける意味です
そして べた可愛がりもしません

もしかして もっと大事にしてほしいと
思ってるかもなって そんなこと 思ったときは
なでなでしてますけどね^^

だた・・・うちの老猫は・・・たぶん
雄雌とか・・・なんだとか・・・超越して
我が家の すべてのことを 知ってる長老なので
ちょっとした大黒柱的なのかもしれないねって
話してます

一番・・・長く・・・家にいて
家族をよ~くみてるんです
感謝してます。

2008/06/25(Wed) 23:06 | URL  | ひよこ #-[ 編集]
ひよこさま♪
コメントありがとうございます(^^)

人だから、犬だから、猫だから…とかではなく、
それぞれが「家族」として存在しているのだから
そういう扱いをしていただきたいのが前提なんです。

けど、彼らは具合が悪くても自分で病院にいけない。
お腹がすいてもご飯を自分でよそえない。
たくさん歩きたくても一人でお外に出られない…。
等々があるので、やはり人間が彼らの気持ちを
きちんと分かっていることが大事かなと思うんです。
そして、その上でこちらの都合と彼らの都合をすり合わせる…みたいな。

そういう意味ではベタかわいがりをしないのは、
老猫さんを尊重されてるんですものね。
とてもステキな関係だと思います。
ホントに大黒柱なのでしょうねぇ~(^^)
2008/06/27(Fri) 11:52 | URL  | はなん #Si2BarZE[ 編集]
はい^^うちのチロ
若いころの職業は 野良仕事^^

ゴミあさりに・・・台所あらし・・・などなど
追いかけまわして 大騒ぎでした

歳を取ってからは ストーブをつけることもあって
ずいぶん家族で つけっぱなしにしたのは誰だって
喧嘩になったのですけど・・・・実はチロでした^^


片目の人生が長いのに 
地域では しばらく 近所で幅を利かせていました

この2年は 屋根に登ることもなくなって
眼は白内障で・・・・餌の位置も 分からないようです

老人介護がない我が家ですが
老犬 と 老猫の 介護はすることになりそうです

去年 もう だめだと言われたチロ
あれから春を超え 夏に向けて 活きています
医者が 奇跡だといいました

生きてくれて ありがとうって いつも思います。
2008/06/27(Fri) 22:32 | URL  | ひよこ #-[ 編集]
それぞれが決めた時期に
気に入った方法で 逝って欲しいです。

先代犬が 寒い屋外(隣の家の裏庭)で一人で死にたかったようなんですが 見つけて 病院で死なせてしまいました。

最後の力を振り絞って 折角頑張って穴を掘ったんだけどね。でも やっぱり 他人の家の庭で死なれたら まずいし。。。人間の勝手ですけどね。


2008/06/28(Sat) 14:02 | URL  | pittu #-[ 編集]
ひよこさま♪
(^^)v-343
2008/06/30(Mon) 16:04 | URL  | はなん #Si2BarZE[ 編集]
pittuさま♪
穴まで掘ってたんだ(TT)
隣の裏庭じゃなかったらそのままでよかったのにね…。
でもなんだか、この体験ってpittuさんの原点な気がします。
2008/06/30(Mon) 16:05 | URL  | はなん #Si2BarZE[ 編集]
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2008/06/30(Mon) 19:17 |   |  #[ 編集]
nさま♪
>私もはなんさんのように現実チョップをくりだすべきでしょうか(笑)

あはは(^^;
どうでしょうねぇ。
それぞれのやり方もありますから、気になったら
nさんがお世話になってるACの先生に聞いてみてもいいかもですね。
(私はアニマルコミュニケーションをACとは言わないけど☆)
その方はその方で、また違うお考えがあるかもしれませんし。

私はというと、本当はそういう諸々の事例も含めて
アニマルコミュニケーター養成講座を開きたいと思っています。
飼い主さんへの対応とか、魂の話も避けて通れないし、
その他諸々…ね。
「うちの子」と話をするのと「よその子」と話をするのは
似ているようで大きく違います。
これらは腰をすえてじっくり取り組みたいので
現実化までにはもう少し時間をかけてるところです。
本当は講座用のメニューはすでに出来上がってるのですけどね、
これには箱が必要なのです。
ペットを招いてもいいHANAn専用の箱が…。
ということで、
サロン用スペースをご提供くださる方、絶賛募集中です!!!>皆様
2008/07/02(Wed) 04:47 | URL  | はなん #Si2BarZE[ 編集]
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