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ペットも大切な家族の一員。そう思ってくれるステキなあなたに、一般社団法人動物対話協会代表理事がお役に立つ情報をお届けしています。
ストレスで足を舐めてしまう
2008年05月27日 (火) | 編集 |
今回ご登場いただくのはOちゃんという柴ワンコ。
足を舐めて脱毛させてしまうほどだそうです。
アレルギーの可能性があるとのことで獣医さんにかかり
いろいろ試してみたけど薬が効かないため、
ストレスによるものではないかというお見立てがあり、
ストレスの元が何かを知りたいとのことでした。

脱毛するほど舐めるのでその原因を知りたい…というのも
よくあるご相談です。
その時、必ずお伝えするのは
「HANAnは獣医ではないので診断はできませんよ」ということです。
お医者さんでない人は診断はしてはいけないので、
私はペット達からその心当たりを聞くだけしかできないのです。
○○かもしれない・・・というレベルでしかお話しができないのです。
今回の飼い主さんはそれを十分ご理解くださいました。
とても感謝しています。

では飼い主さんのご快諾の下、Oちゃんとのお話しをご披露します。
* * * * *
【質問1:前足を脱毛するほど舐めるのはなぜ?(ストレスの原因は?)】

一番最初に来るのがイライラの感情です。
舐めている時の感情だと思います。
掻いても掻いても(舐めても舐めても)
かゆみが治まらない事へのイラツキ。
本当にたまらないと思います…。
特に左前足ということですが、
全体的に左側が弱いように感じます。
なので、左後ろもかじったりするんじゃないかなと思います。
左後ろと同じか、それよりやや弱い感じで右前足。
右後ろはそれほどでもないような印象を受けました。

かゆみの種類としてはチクチクではなくムズムズした感じ。
皮膚の奥底からかゆみがわいてくるような感じ…でしょうか。

【!注意!】
以下のかゆみに対する考察は、
Oちゃんから感じられるものであって
「これが原因である!」というものではありません。
私は獣医ではないため「診断」はしてはいけないので、
その点はくれぐれもご了承ください。
それを踏まえてOちゃんから感じたことを書きます。

ママ(あるいは獣医さん)は
かゆみの原因をストレスとされておられるようですが、
Oちゃんから感じるかゆみの原因は違う気がします。
「アレルギーはある」と書かれていましたが、
アレルギーの抗体検査はされましたでしょうか?
何に対してアレルギー反応が起こるのか・・・ということです。
フケやほこり等のハウスダスト、穀物等が気になります。

アトピーとアレルギーの対処法が同じとは限りませんから、
アトピーの対処だけではなく、アレルギーの対処も
視野に入れてみるのもよいかもしれません。

Oちゃんのストレスは、手がむずむず痒いこと。
そればかりが伝わってきます。
なぜそうなるのかは本人としても分かっていないみたい。
強いて言えばそのかゆみがストレスになっている感じです。
なので
イライラしてよけいにかじる→ひどくなる→治りが遅くなる→
→かゆいのが治まらない→噛む→ひどくなる→…
の悪循環にはまっている感じです。

対処法のひとつとしては(その場限りの対処になってしまいますが)、
「冷やす」ということが有効のような感じがします。
ぬらしたお絞りや、凍りタオルを患部にあててあげると
スッキリとして、しばらくの間は落ち着くと思います。


【質問2:私にどういう接し方をされるのが好き?】

Oちゃんに聞いてみました。

一緒に走ってもらうのがすき!
体中を撫で回してもらうのがすき!
エイっと転がされる(取っ組み合いみたいなこと)がすき!
引張りっ子がすき!
目を細めてみてくれるのがすき!

…とのことです(^^)
活動的に動くのがとても好きなようです。
まだまだ若いこともあり、体力も有り余っているのだと思います。
一緒に体力を消耗するような接し方をされるのが
とても好きなようです。

…と、ここまで書いたら、困っていることも伝えてくれました。
質問事項にはありませんでしたが、Oちゃんの言葉なので
お伝えします。

でも(さっきの言葉の続きなので、でも・・から入りました)…、
Oちゃんの顔見て困った顔してるのがいや。
Oちゃんのことでイライラしてるのがいや。
Oちゃんはそんなに悪いことしてないのに怒るのがいや。
Oちゃんは悪くないよって言いながら困ってるのがいや。
Oちゃんはどうしたらいいかわかんなくなるときがあるんだ。

…とのことでした。
ママのこと、とても気を使っているようです。
そして、自分はどう立ち回ったらいいか考えていても、
それが分からないことがつらい…と。

一番最初に少し触れた「おねえさんタイプ」というのが、
どうやらここで関わってくるようです。
「もっと頼ってほしい」という気持ちが伝わってきます。
犬の2歳は人間の高校生くらい。
いろいろ自分でやりたいし、周囲のお世話をしたい気持ちも
芽生えてくるころだと思います。
ママは「Oのことは私が何とかしなきゃ!」と思っているとしたら
Oちゃんと相談して決めてみたりしてもいいかもしれません(^^)

* * * * *

これを受けて飼い主さんからお返事を頂きました。
一つ目の質問について、アレルギー検査はしていないとのことでした。
わたしがOちゃんから感じたことは感情的な原因が
かゆみの元ではなさそうという印象だったので、
それを聞いて「ぜひ!」と思いました。

次に二つ目の質問については、
どれも当てはまることが多く笑ってしまいましたとのこと(^^)
そして思いがけずOちゃんから寄せられた嫌な事については、
おばあちゃまがあげる食べ物がカユカユの元になっているかも知れず、
それについて心を痛めていたそうです。
それをみてOちゃんはおばあちゃまへの気持ちを自分も一緒になって
怒られているような(実際は怒っていないと思いますが)気持ちに
なっているのかもしれませんということをお伝えしました。

身内が食べ物をあげてしまうことでトラブルになることは
よくあることのようです。
かわいいからついつい…だと思うのですが、
そんなときはしっかりと「あなたがこれをあげるからこの子がこうなるのよ」と
カユカユで赤くなっているところを見せてあげた方がいいと思います。
時には心を鬼にすることも必要だと感じます。
これはOちゃんファミリーだけでなく、たくさんの人たちが
「あ・・・、うちもだわ(^^;」と思うと思います。
みんな悩みは一緒なのですよねー。

Oちゃんのカユカユが早く治りますように(^人^)
Oちゃんママさん、ご協力ありがとうございました<(_ _)>
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