動物対話士(R) の伊東はなんが、方言まで再現する的確なペットの通訳で飼い主さんとの本当の愛と豊かさを引き出してお伝えします。
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お馬さんとのおはなし
2008年05月11日 (日) | 編集 |
母の日の今日、乗馬クラブのおうまさんとお話しをしてきました。
28歳で平均寿命はすでに超えているので、安楽死について
どう考えているのかを中心に聞いてほしいとの事。
当初はメールでのご相談だったのですが、私自身がかねてから
馬と直接話をしてみたいと感じていたため、お願いして
クラブで対面セッションをさせていただきました。

最初にメールをいただいた時は
28歳と聞いてもピンと来なかったのですが、
安楽死という言葉を聞いて慌てて馬の寿命を調べました。
最初は20年くらいというデータを見つけたのだけど、
おうまさんとお話しして、家に帰ってからさらに調べたら
「競走馬は25歳くらい」というのを見つけました。
ハイセーコーは26歳、シンザンは36歳というからビックリ。
馬の種類によっても違うのかもしれませんね。
そしてシンザンは競馬ファンならずとも知っている馬ですから
それはそれは大事にされたことでしょう。
しかし、いずれにしてもいいお年であることは間違いありません…。

では、おうまさんとのお話しです。
今日はちょっと長くなります。
あったかくてかわいらしいレポートになりました。

お馬さんは騏驥(キキ)という名前の28歳の去勢した牡馬くん。
お年のせいもあって目が覚めてはうたた寝…を繰り返します。
そして口をモサモサと動かす動作も多く見られました。
お尻としっぽの辺りは腫瘍ができていて、
たまにそれが破けたりするそうです。
今日は私がちょっと遅れてしまったこともあり
到着した時はお手入れの真っ最中…。スミマセンでした(^^;

お話しはお手入れをされながらの状態で伺いました。
飼い主さんが一番聞きたいことは安楽死について。
自分で最後を決めたいか、それとも安楽死がいいか…。
そのほか、体の不調についてや生活していく上でのリクエストなど。

お手入れしている最中は私とキキさんとでお話しをし、
一通りお手入れが終わったところで飼い主さんにそれをお伝えする
という形でセッションを行いました。

実は私、こんなに近くに来るのは初めてで、
ドキドキワクワクでした。
キキさんははじめて会う私をとても穏やかに迎えてくれました。
目も意識がしっかりしてるという感じのまなざしで、
よぼよぼのお年寄り…という感じではありませんでした(^^)

まずごあいさつをして、飼い主さんがキキのことを
心配していると伝えました。
それを踏まえて体調のことを聞きました。
ちょうどお手入れ中だったせいもあり、体調のことよりも
お手入れについてのリクエストがありました。
ひづめをガシガシこすられるのが気持ちいいこと、
お水の温度はもう少し高めの方がいいこと、
ブラッシングがとても気持ちいいこと、
腫瘍のところのお手入れは痛いけど「生きてる」感じがして
決していやなものではないこと…などなど。

言葉の内容から、生と死について考え始めていることが
分かりました。
そこで安楽死について聞いてみました。
「おねえちゃんは安楽死の事迷ってるみたいだけどどうしたい?」と。
返ってきた答えは
「枯れ木のように自然に倒れて逝きたいなぁ」でした。
気がついたら息をしてなかった…という形が理想のようです。

私と飼い主さんとの会話の中で、
「足腰が弱ってきた馬は横になると起き上がれなくて手入れもできないし
命取りになるんですよ。」というやり取りがあったのですが、
それを横で聞いてたキキさんは
「だったら寝ないよ」と横から参加してきました(笑)
この言葉を飼い主さんに伝えたら「キキらしい♪」と大笑い!
こんなふうに彼は飼い主さんにはとても強がるのですが、
私には鼻先を押し付けてきたりして甘える動作をしてくれます。
そのほかにも自分の過去の栄光をとても誇らしげに教えてくれたり、
どれだけ人気者だったのかを教えてくれました。
これって「逆ツンデレ?!」(笑)
好きな子には強がっちゃうっていう感じがすごくしました。
飼い主さんのことが大好きなんですねー。

お手入れされる場所のすぐ目の前には馬場があって、
そこを走る馬達をうらやましそうに遠い目で見ているキキさんが
印象的でした。
走ることが本当に好きだったんだろうなと思います。

でも実は彼は周囲が感じているほど死を身近に感じていないらしく、
そういう話題を振られれば考えなくはないけど、
「正直言うと全然実感湧かないんだよねー」という感じ。
「死」とはどういうことなのかが分かってないみたい。
飼い主さんは「今日か明日か…。夏まで持たないかも」って
感じですが、キキさんは「いや別に~」って感じ(^^;
なので今急に亡くなったら、キキさんはその自覚がないまま
飼い主さんの後ろをついて歩きそう。
飼い主さんも「やっぱりですか~(笑)」って言ってました。

口をモサモサすることが気になっていたので、
下あごのところにずっと手を当ててレイキしていました。
なんか気になるんです。
その話をしたら、目の上の辺りや首の付け根にも腫瘍があるので
その辺りにも何かあるかも、と。
ご飯をうまく食べられないのはその辺に原因があるかもですね~と
おっしゃってました。

飼い主さんもレイキを習って遠隔で送っているそうです(^^)
それを聞いて感想を聞いたら「お尻の辺りがあったかい」と
伝えてくれましたのでそれをお話ししたら、
「昨日はその辺を意識して送りました」との事♪
やったね!届いてます♪♪

馬と直接話すというステキな経験をさせてくださった飼い主さんと
キキさんに心からお礼申し上げます。

キキさんに死の恐怖がないのは、彼と飼い主さんの
キャラクターの賜物だと思います(^^)
飼い主さんがキキさんと意思疎通がしっかりできていたから
今日のセッションは飼い主さんとキキさんとの意思疎通についての
答え合わせをした感じがしました。
本来、どの動物と飼い主の間でもそうあってほしいと思います。

帰り際に飼い主さんが言ってくれた言葉がとても嬉しかったです。
「キキはあんな調子(自分をちゃんと持っている)なので
好きな人ときらいな人はとてもはっきりしてるんですよ。
この子はきっとはなんさんと私を引き合わせてくれたんですね」って♪
そうしたらすかさずキキさんが「これがボクからの最後の贈り物だよ」
って静かに言いました。
確かに私はどこを触っても許してくれたし、いろんな話もしてくれました。
お鼻と口周りの柔らかくて気持ちいい感じはずっと忘れないと思います。
きっとこれから他のお馬さんの鼻に触るたびにキキさんを思い出すでしょう。

ぜひまた会いたいな。
がんばってシンザンの長生き記録を抜いてください☆
コメント
この記事へのコメント
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2008/05/14(Wed) 23:55 |   |  #[ 編集]
Hさま♪
コメントありがとうございます♪
「空気のような家族」ってステキですね(^^)
いるのが普通。
いなくなったら苦しい…。
Hさまのねこさんも長生きされますように(^人^)
またいつでも遊びにお越しください♪
2008/05/15(Thu) 11:11 | URL  | はなん #Si2BarZE[ 編集]
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