ペットの気持ちを通訳するなんて当たり前!動物対話士(R)はそこから導かれる幸せへの道しるべと笑顔をご提供するのがお仕事です。伊東はなんの動物対話はペットさんの方言まで再現する的確な通訳で、ペットさんと飼い主さんとの本当の愛と豊かさを引き出してお伝えするのが得意技!
アニマルコミュニケーターの立ち位置を改めて考えた
2011年07月25日 (月) | 編集 |
今日で長かった2週間の預かりワンコたちとの生活も終わりです。
この2週間、改めて
「アニマルコミュニケーターってなんだろう」って、
毎日毎日考えました。

世間の大半の人は動物と意思の疎通ができるというと
「どんな動物とも仲良くできる」と思うようです。
そして、アニマルコミュニケーターが動物のそばに行くと
必ず彼らが何か話しかけてくると思っているようです。

でも、それはどちらもNOです、残念ながら…。

私たちは、動物が何を考えてるかは分かる。
そしてこちらの思いを伝えることもできる。
でも、最終的にそれをどう判断するかは動物次第。
受け入れるも入れないも、です。
もちろん、受け入れてほしいことについて
根気強く説得することはします。
でもやっぱりそれを受け入れるも入れないも動物次第。

動物にも選択の自由があり、思考の自由があります。

例えば今回預かったワンコたちは
ハンガーストライキを起こしました。
「缶詰じゃないと食べない!」と言って
カリカリを一切食べませんでした。

15歳を筆頭に8歳×2頭の3頭のダックスたち。
人間年齢にしたら80歳を越えたおばあさんと
60歳のおじいさんおばあさんです。
そして3頭のうち2頭は目が見えません。
そういう不憫さもあったんだと思いますが、
とてもとても大切に育てられてきた感じがありました。
その結果、犬たちは自分の主張が通らない世界を知らずに
年を重ねてきたようでした。

きっと彼らの言う事を聞いて缶詰生活をさせていたら
これらの問題行動はなかったと思います。
けれどそれは彼らのわがままを増長させることを意味します。
それは私にはできませんでした。
ここで「アニマルコミュニケーターってなんなんだろう?」って
壁にぶち当たりました。
言い聞かせるテクニックは知っていてもそれが通用しないのは
そのテクニックを知らないのも同然じゃないか、って思ったんです。
この悩みは10日以上の長い間、ずーっと私を苦しめました。

そしてつい数日前、ついにその悩みに一筋の光がさしました。
「動物にも自由意志がある」ということを思い出したのです。
あるセッションの時に私がクライアントさんに言った言葉でした。
そして預かりワンコたちについてこう思いました。

私は彼らにご飯を与えていないわけではない。
いつでもカリカリを食べられるように事務室を犬たちに明け渡して
私と猫はセッションルームやヒーリングルームで
仕事をしているじゃないか。
(猫は犬のご飯を、犬は猫のご飯を狙うのです。
 年齢が違いすぎるため、お互いに相手の食事を摂るのは…ねぇ)
それでも食べないのならそれは私が悪いのではなく、
彼らの自由意志の元に食べないのだから、
私が心を痛める必要はない。
本当におなかがすけば、生きる意志があれば、
どんなものであっても食べるはずだ。
まして普段自宅で食べていたものであれば食べられないはずがない。

こう思ってからは私の気持ちがとても楽になりました。
けれどワンコたちはいくら経っても缶詰が出てこないので
問題行動は止みませんでしたが、彼らの思いが分かるからこそ
私も妥協しませんでした。本当につらかったです。

そのとき私はふと、飼い主さんに成り代わって何とかしようなんて
大間違いだな、って思いました。
私はあくまでも第三者なんだから飼い主さんには敵うはずがない、と。
ていうか、飼い主以上になってしまったら、
すごしやすい人と一緒にいたほうがいいもんね。
飼い主さんは彼らと一緒に暮らすことができなくなってしまうよね。
だったらやっぱり飼い主さんが一番で当然だと思いました。
コミュニケーターがしゃしゃり出る必要はないや、と。

そう考えるとアニマルコミュニケーションを使っての言い聞かせは
やっぱり飼い主さんがなさるのが一番です。
それを、自分ができないからコミュニケーターにやってもらおうなんて
そんなの無理だよなぁと実感しました。
セッションに来て効果がないとおっしゃる方のほとんどは
たぶんそういうことなんだろうなぁと思いました。
セッションに来て、どういうふうにすれば
愛するペットとコミュニケーションが取れるのかを
コミュニケーターから習ってくる。
それが本当の意味のアニマルコミュニケーションの
対面セッションだと思います。

アニマルコミュニケーターの仕事が
飼い主の責任を肩代わりすることなら
私はこの仕事をやめます。
ペットと飼い主が出会った意味を
アニマルコミュニケーターが奪っちゃいけないよ。
だからこそ、
「うちの子とお話しできるようになりましょう」
というテーマのアニマルコミュニケーション勉強会は
始めて5年経った今でもそのスタンスを良しと思っています。

いろんな出来事があって、いろんな事を考えて
変わっていくんだね、きっと。

(2011年8月11日、一部加筆修正しました)


                     
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コメント
この記事へのコメント
我が家にもいます
ハンスト犬は我が家にも長老が。。。一カ月は対戦したでしょうか。
結局、缶詰も食べず、手作りしたら元気が出てきて結果オーライでした。
でも、本当はカリカリにしたいです。
被災地のワンコは、一カ月たべなくても生存しているそうで、それくらいの根性で向かい合わないとカリカリは食べないのかな。。。。
ただ、思うに、高齢犬になると、夏の湿度と胃腸との調整が難しくなってきているのかなと思います。
2011/07/25(Mon) 20:01 | URL  | しんママ #ZTGLyrdM[ 編集]
しんママさま
きっとお預かりのハンスト犬も手作りなら食べたと思いますよ。
缶詰よりおいしいですもの(笑)
それに、ほとんどエアコンの聞いた涼しい環境にいましたから、
温湿度は関係なかったです。
今回の件は単なるわがままですねぇ・・・(苦笑)
私は個人的に、お預かり犬は贅沢はさせてはダメだと思います。
おうちに帰ったときに飼い主さんが苦労しますから。

カリカリでも缶詰でも手作りでも、
飼い主さんがそれでよければいいと思います。
何がいいか悪いかは他人が決めることではないと思うので、
しんママさまが手作りでいいと思っていたらそれでいいんだと思います。
ただ、カリカリにしてほしいと思ったら、そうするための
彼らに負けないくらいの人間側の努力も必要でしょうね。
2011/07/25(Mon) 20:32 | URL  | はなん #Si2BarZE[ 編集]
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